U-Proポリシーv1.0
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U-Pro(ユープロ)の定義
U-Proは見込みのあるプログラマを支援する組織である。より具体的には、ポテンシャルはあるがコーディング能力を持たない人への、ソフトウェアからハードウェアまで多岐にわたる成果物の作成を支援する組織である。
設立の目的
1. U-Proの結成目的は、理工学部の垣根を越え、実践的なプログラミングや学業という観点から、学内を大いに盛り上げる点にある。
2. 実践的なプログラミング能力の向上、チームワーク力の向上を目的とする。
応募資格
1. 研究員としての応募条件は、原則として通算GPA3.0以上であることである。なお入学初年などでGPAを算出できない場合は面接のみで採用される。
2. U-Proは非公式の組織であるため、サークルや部活動への参加が禁止されている、GCP生なども応募資格を持つ。
3. U-Proを通して成長する意思のあるもの。
4. ギブアンドテイクの精神で主体的に学ぶ姿勢が見られるもの。
選考
U-Proへの参加者は、面接、昇格にあたる成果物の有無の確認、その他成績等の確認をした後選考される。少数精鋭をモットーとしているため、各年度における入会者の上限は原則として10名程度である。
U-Pro内役割と取り組み内容
メンバーには研究部員、技術部員、執行部員の三つの役職を付与する。なおそのメンバーが所属する部門としては、順に、U-Pro研究部、U-Pro技術部、U-Pro執行部である。
研究部員
1. 研究部員はU-Proに入った段階で与えられる役職であり、技術部員による助言によってカリキュラムを作成し、それに従って製作を行う。
2. 作成した成果物を何らかのプラットフォームに投稿する、面接を経るなどして技術部員に昇格できる。技術部員に関しては、特待生かつプログラミングの授業を履修している、Atcoderで茶色以上のランクといった条件でも昇格できる。
3. 制作の進捗に応じては、定期的に開催されるシンボジウムで報告することを求められ、簡易的な成果報告書の提出が課せられる。これらは負担にならない範疇で設定される。
技術部員(研究技術員)
1. 技術部員は研究部員にプログラミングを教える責務を持つ。
2. さらに技術部員同士で共同プロジェクトを行うことができ、これは大学祭をはじめとした公共の場にU-Proとして作品を出せることを意味する(研究部員でも可能)。
3. 技術部員の特権としては、U-Proの公式HPで専用のページを特設し、作品を紹介できる点である。
4. U-Pro技術部員になるメリットとしては、成果物を実際に作れるレベルになり、その紹介ページを得られること、就職などの際、プログラミングを教えていたことが証明される点である。
執行部員
1. 執行部員はU-Pro全体の運営方針や広報宣伝などを受け持つ。
2. 執行部員は現執行部員による技術部員の推薦を経て決定される。
3. 執行部員に与えられる権限としては、技術部員の権限に加え、U-Proの運営方針の提案、実際に運営に携わることができる点である。
4. 執行部員になるメリットとしては、執行部員は技術部委員としてのメリットも包括しているため、U-Pro内で三つの役職、すなわち、学ぶ、教える、環境を作るということを経験してきたが証明される点である。
U-Pro在籍期間
1. メンバーは大学の卒業までU-Proに在籍をすることができる。その後もOBとして活動するかの一存は各個人に委ねられる。
2. 執行部員は原則として次の適任といえる技術部員が育つまで活動を続ける。
諸注意
1. U-Proはプログラマの支援は行うが、それをU-Proとしての成果物として紹介することは一切しない。しかし、すべてのU-Proに関わるメンバーはクレジット表記のスペシャルサンクスの欄にU-Proと表記するなど、何らかの形でU-Proの関与を示す必要がある。
2. webサイトの引き継ぎは原則として行わず、管理者であるmanajishiが受け持つ。しかしmanajishiに何らかの活動が困難となる事態が起こった場合、その権限は執行部員に移す。
3. U-ProのメンバーにはNFCタグを埋め込んだ会員証を発行する。この会員証の発行には500円を必要とする。成果物がない場合は、研究員一覧のページを紐づける。これを許可なく別のアドレスなどに変更することを禁止する。
4. 正式表記は「U-Pro」である。またこれは「Unique-Programmer Rousing Organization」の略である。
5. なお現在最新のU-Proポリシーはver1.0.0であり、これは予告なく変更される可能性がある。